1. こんな悩みありませんか?
「会議が終わったあとに議事録を書くのが面倒くさい…」
「話が長すぎて、何が決定事項だったのか分からない…」
「提出が遅れて、上司やクライアントに急かされる…」
社会人なら一度はこんな悩みを抱えたことがあるはずです。
議事録作成は大事だけど、とにかく時間がかかる「面倒な仕事」ですよね。
そこで今回は、そんな作業を丸ごとAIに任せてしまう方法を紹介します。
2. 結論:AIを「議事録係」にするだけで解決
ChatGPTやNotion AIなどに音声データを渡せば、議事録は数分で完成します。
ただの文字起こしではなく、要点整理・決定事項の抽出・宿題リストの作成まで自動化可能です。
つまり、AIを「議事録係」として働かせるだけで、会議後の作業時間はほぼゼロにできます。
ステップ0:会議の音声をテキストにする方法
AIに議事録を作ってもらうには、まず会議の音声を文字に変換する必要があります。方法はいくつかあります。
- スマホのアプリを使う(一番手軽)
会議を録音しておき、ChatGPTやGeminiのスマホアプリのマイク機能を使って再生・入力すれば、リアルタイムで文字起こししてくれます。 - 文字起こしツールを使う(長時間の会議向け)
PCのICレコーダーで録音した場合などは、「Vrew」や「CLOVA Note」といった無料の文字起こしツールが便利です。音声ファイルをアップロードすれば、テキストデータとして書き出してくれます。
このステップで得られたテキストを、これから紹介するプロンプトと一緒にAIに渡す、という流れになります。
3. 実例:悪いプロンプトと良いプロンプト
【悪いプロンプトの例 👎】
この音声を文字起こししてください。
👉 結果:ダラダラと長い文章が出力され、結局自分で要約する羽目に。省力化になりません。
【良いプロンプトの例 👍】
あなたは会議の議事録係です。以下の音声を文字起こしし、次の形式でまとめてください。
1. 会議の要点(3〜5行で)
2. 決定事項(箇条書き)
3. 宿題・次回までのタスク(担当者つきで)
👉 結果:AIが「要点・決定事項・宿題」に整理して出力。読みやすく、そのまま提出可能。
4. 解説:プロンプトのコツ
- 役割を与える:「議事録係」と明示することで、AIは要約の姿勢を取る
- 出力形式を指定:要点・決定事項・宿題の3段構成に
- 分量をコントロール:「3〜5行で」など上限を指定
- 担当者を意識:「タスクは担当者名と一緒に」と書くとさらに便利
5. 応用例:シーン別プロンプト
- 社内会議:
プロンプトの最後に「要点を『〇〇部長への報告用に、3行でまとめて』と追記する」と指定すると、報告書が作りやすくなります。 - クライアント打ち合わせ:
「出力全体をですます調の丁寧語で、フォーマルな議事録として整形してください」と加えるだけで、そのまま提出できるクオリティになります。 - ブレスト会議:
「出たアイデアを『採用アイデア』『保留アイデア』『却下アイデア』の3つに分類してください」と指示すると、思考が整理されます。
6. 注意点:AI議事録の落とし穴
AIの文字起こしや要約は便利ですが、完全自動で鵜呑みにするのは危険です。
・人名や専門用語は誤変換の可能性あり
・ニュアンスを取り違える場合もある
最終チェックは必ず人間が行うことが鉄則です。
まとめ
議事録作成は「やらなきゃいけないけど面倒な仕事」の代表格。
でもAIに丸投げすれば、要点・決定事項・宿題リストまで一瞬でまとまります。
今日から「会議後の30分」を解放しませんか?
AIを議事録係にすれば、あなたは本当に必要な業務に集中できます。