1. こんな悩みありませんか?
渾身のブログ記事を書き上げた、あの瞬間。
「よっしゃ、終わったー!」という達成感と、心地よい疲労感。最高ですよね。
…でも、本当の勝負(というか、面倒な作業)は、実はここから始まりませんか?
そう、書いた記事をたくさんの人に読んでもらうための「SNSでの告知」です。
記事を書き終えて燃え尽きた頭で、X(旧Twitter)やInstagramを開き、「さて、なんて書こう…」と考え始める、あの気まずい時間。
記事の要約を考えるのも、ハッシュタグを選ぶのも、正直言ってめちゃくちゃ面倒くさい。
結局、「ブログ更新しました!見てね!」だけの一言投稿になってしまったり、ひどい時には告知自体を諦めてしまったり…。
何を隠そう、僕もその一人でした。
でも、ある時から僕は、このブログ運営で一番面倒な作業を、AIに「丸投げ」することにしたんです。
2. 実践!AIに「敏腕SNS担当者」になってもらう
今回、AIに告知文を考えてもらうのは、このサイトの記念すべき最初の記事、「プロンプトって何?」です。
【悪いプロンプトの例 👎】
この記事の告知文を作って。
(ここに記事の全文を貼り付け)
これだと、AIは記事の要約を淡々と述べるだけで、読者が「お、読んでみたい!」と思うような、魅力的な文章にはなりません。
そこで、僕が試行錯誤の末にたどり着いたのが、AIを「敏腕SNSマーケター」に変身させる、このプロンプトです。
【コピペOK!神プロンプト 👍】
あなたは、プロのSNSマーケターです。私が書いた以下のブログ記事を読んで、X(旧Twitter)で告知するための投稿文を、それぞれ違う切り口で3パターン作成してください。
# 目的
この記事をまだ読んでいない人が、「面白そう!」「役に立ちそう!」と思って、記事のリンクをクリックしたくなるような投稿にしたいです。# 記事のタイトル
【超入門】プロンプトって何?AIへの”魔法の呪文”が驚くほどうまくなる基本のキ# 記事の全文
(ここに、前回の記事の全文を貼り付ける)# 作成の条件
- 140文字以内におさめる。
- 読者が共感できるような、少しくだけた口調で。
- 記事への期待感が高まるようなハッシュタグを3つほど付ける。
- 最後に「▼記事はこちら」と記載する。
【AIの回答例】
承知いたしました。AI初心者の方に響く、3パターンの投稿文を作成しますね。
--- パターン1:【共感・問いかけ型】---
「プロンプト」って言葉、最近よく聞くけど正直よくわからない…そんな経験ありませんか?😅 実はこれ、AIへの「指示書」のことなんです。ちょっとしたコツでAIが驚くほど賢くなる「魔法の呪文」、ブログで解説してみました!
#AI初心者 #プロンプト #ChatGPT
▼記事はこちら--- パターン2:【課題解決型】---
ChatGPTを使ってみたけど、なんだか的外れな答えしか返ってこない…? それ、プロンプトのせいかも!ド素人の僕が試行錯誤して見つけた「AIへの伝わる指示出しのコツ」をまとめました。これでもうAIを使いこなせないなんて言わせない!
#業務効率化 #AI活用 #プロンプト術
▼記事はこちら--- パターン3:【ベネフィット訴求型】---
ブログのネタ出し、旅行の計画、面倒なメール作成…ぜーんぶAIに丸投げできたら最高じゃないですか? そのために必要なのが「プロンプト」という魔法の呪文なんです。AIをあなたの最強の相棒に変える方法、教えちゃいます。
#タイパ術 #ChatGPT初心者 #AIと協業
▼記事はこちら
すごいですよね。同じ記事なのに、全く違う角度から魅力を伝えてくれています。
これを自分で考えようとしたら、30分はかかります。AIなら、たった1分です。
3. 解説&応用ポイント(SNS運用がもっとラクになる追加呪文)
このプロンプトのコツは、AIに「あなたは何者で」「誰のために」「何を」「どんな形で」作ってほしいかを、具体的に伝えることです。
この基本形を応用すれば、さらに色々なSNS投稿が作れます。
- Instagram用にアレンジする「この内容で、Instagramの投稿文を作って。投稿に合いそうな画像のアイデアも5つ提案して。」
- 数日後の「再告知」用を作る「この記事を投稿した3日後に、読者の感想を問いかけるような切り口で、もう一度告知するための投稿文を作って。」
- Facebookページ用に変える「もう少し丁寧な言葉遣いで、Facebookページ用の告知文として書き直してください。」
このように、媒体や目的に合わせて指示を変えるだけで、SNS運用の手間を極限まで減らすことができます。
まとめ
ブログ運営において、記事を書くのが「メインディッシュ」なら、SNSでの告知は「後片付け」のようなもの。メインが終わって満足してしまい、つい面倒に感じてしまいます。
でも、この「一番面倒な作業」こそ、AIが最も得意とするところです。
あなたが魂を込めて書いた記事。その魅力をたくさんの人に届けるための「発信」の部分は、敏腕SNS担当者であるAIに任せてみませんか?
そうして生まれた時間で、あなたは次の素晴らしい記事の執筆に集中すればいいのです。