1. こんな悩みありませんか?(課題提起)
「自分のブログ、なんだか見た目が素人っぽい…」
「記事の内容は頑張って書いたけど、それに合うオシャレな画像がない…」
「フリー素材サイトで探すのも、ピンとくるものがなくて時間がかかる…」
「かといって、Canvaみたいなデザインツールを使いこなすのも、ちょっとだけ面倒…」
僕も、まさにこれでした。特にブログの「顔」とも言えるヘッダー画像や、記事の冒頭に入れるアイキャッチ画像には、ずっと悩まされてきました。
絵心なんて皆無ですし、デザイナーさんに頼むお金もありません。
でもある日、例のごとくAIに相談してみたんです。
「僕の代わりに、絵を描いてくれない?」と。
結論から言いましょう。AIは、あなたの頭の中にあるフワッとしたイメージを、驚くほどクオリティの高い「一枚の絵」にしてくれます。
今回はその試行錯誤の記録と、誰でも真似できる画像生成のコツをご紹介します。
2. 実践!AIにブログのヘッダーを描かせる
これもまずは、ありがちな失敗例から。
【悪いプロンプトの例 👎】
ブログのヘッダー画像
これをAIにお願いすると、ノートパソコンとコーヒーが置いてある、いかにも「フリー素材です」といった感じの、ありきたりな画像が出てくるだけ。これでは、僕のブログの世界観は表現できません。
そこで、このブログ「AIプロンプト」をテーマに、もっと具体的に「魔法の呪文」を唱えてみました。
【コピペOK!神プロンプト 👍】
あなたはプロのイラストレーターです。以下のテーマで、ブログのヘッダー画像を生成してください。
# テーマ
「AIのおかげでこれまでできなかったことができるようになる様子」# 描いてほしい要素
- 主役: 小さくて丸みを帯びたAI風のロボットと人間
- 背景: 明るい部屋の中。
- 雰囲気: 今までプロにお願いしてたことができたという希望に満ちた雰囲気。このブログ(AIプロンプト)の内容に合ってる。
- スタイル: 実写風。
- 構図: 横長の画像で、ブログのヘッダーに使いやすいようにしてください。
【AIが生成した画像(のイメージ)】

どうでしょうか。
僕の頭の中にあった「こんな感じだったらいいな」というフワッとしたイメージが、たった数分で、想像以上のクオリティの画像になってしまいました。
絵心ゼロでも、です。これがAIの画像生成の凄さです。
3. 解説&応用ポイント(AIを天才画家に変える追加呪文)
AIに思った通りの絵を描いてもらうには、いくつかのコツがあります。
- 「画風」を指定する呪文
「水彩画風」「アニメ風」「油絵風」「ジブリ風」「サイバーパンク風」など、具体的なスタイルを指定するだけで、絵の雰囲気がガラリと変わります。 - 「光」と「天気」を操る呪文
「木漏れ日」「夕焼け」「雨上がりの虹」「霧のかかった朝」など、光や天気の状況を伝えると、絵に一気に深みと感情が生まれます。 - 「カメラワーク」を指示する呪文
「下からのアングルで壮大に」「被写体にぐっと寄って(クローズアップ)」「背景をぼかして」など、カメラマンのように指示を出すと、より意図した構図の絵が出来上がります。 - 「感情」を伝える呪文
「穏やかで、静かな雰囲気」「ワクワクするような、楽しい雰囲気」など、絵に込めてほしい感情を言葉にするのも非常に有効です。
これらの「追加呪文」を組み合わせることで、あなたの頭の中のイメージは、より正確にAIに伝わります。
まとめ
かつて「絵を描く」というのは、特別な才能や訓練が必要な、一部の人だけのものでした。
しかしAIの登場によって、絵心がない僕たちのような「ド素人」でも、頭の中のイメージをカタチにできる「表現者」になれる時代が来ました。
ブログのヘッダーはもちろん、記事の挿絵、SNSの投稿画像、プレゼン資料のワンポイントなど、使い道は無限大です。
もう、フリー素材サイトを何時間も探し回る必要はありません。
あなたが描きたい世界は、どんな世界ですか?
まずはAIに、そのイメージを語りかけるところから始めてみてください。きっと、想像もしなかった一枚が、あなたの目の前に現れるはずですよ。